カテゴリ:寺ともイベント_2024年
暮らしの講演が開催されました。
講師はマギーズ東京代表 秋山正子先生です。「でしゃばらない
おせっかい」と題して「暮らしの保健室」や「マギーズ東京」
での取り組みや経験を交えてどうすれば最期まで自分らしく生きて行けるか
について私たちと一緒に考えて下さいました。
多くの日本人が最期を迎える場所として自宅を希望しているのですが、
現実には病院や施設といった自宅以外で亡くなられる方が多く、背景には
サービスの周知がうまく機能してないという事があります。そうした課題を
解決するために誰でも気軽に立ち寄って医療について相談できる暮らしの
保健室を開設されたそうです。
病気をキッカケに孤立に陥っていた人が地域との関わりを取り戻し、
再び生き生きと暮らしていく姿が映されていました。
先生は締めくくりにこうした支援は終末期に限った話ではなく、
普段から地域のコミュニティを利用し、双方向の関わりを
持つことが重要であると仰いました。元気な頃から関わって
下さる事で、コミュニティの発展維持ができれば、それだけ
支援も大きくなると言う事です。何かしらの縁があって
お付き合いが始まるわけですから大事にしていきたいなと感じました。
貴重なお話を頂きましてありがとうございました。