寺ともイベント

10/1日(日) 第195回寺とも「寺とも落語会」

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去る10月1日(日)13時30~195回寺ともサービスデイ

「寺とも落語会」が開催されました。

さわやかな秋晴れの中での開催となりました。

 

 

トップバッターはどんぐり亭ぽりすさんによる「ぐっどじょぶ」です。

散々な目に会った主人公が、福の神と死神を同時に呼び出し、
福の神により一発逆転を成し遂げたまでは良かったのですが、
有頂天になり過ぎ、うっかり「もういつ死んでもいい」と
口走ってしまったがために死んでしまう噺でした。
アクションが大きく、見ごたえたっぷりでした。

 

続いては今回初登場の想呂家笑志(おもろやしょうじ)さんです。
高校生の頃から落語研究会で落語に親しんだそうです。
「もう今回、徳成寺の高座で落語を演じることができ何も思い残すことは
ない」とまくらで笑いを誘いました。
披露頂いた弘法大師をテーマにした「大師の杵」は
ベテランの風格がにじみ出る落語でした。

 

俗曲のより加さん、御三味線と小唄・都々逸などを披露して下さいました。
結婚50周年のお祝いの曲やお祝いにふさわしい都々逸
「かわす言葉は少ないけれど、『お~い』『は~い』で50年」
と謡っておられました。その通りだとしみじみと感じさせる歌でした。

 

 

最後は、酔亭藪太郎さんの「ねずみ」でした。江戸時代の名工・
左甚五郎にまつわる落語です。高松市中心部にあった左甚五郎の
お墓は現在、四国村に移転したのだとか。名人が彫ったねずみが
大活躍です。人情味あふれる素敵なお話でした。

ご来場の皆様、出演者の皆様、どうもありがとうございました。

 

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