カテゴリ:寺ともイベント_2014年
今回の寺ともでは、桃の節句にちなんで「ひな祭り・別嬪寄席」を開きました。徳成寺ならではの、女性のお祝いイベント。今回は約30名の方にご参加頂けました。 |
始めに、青木香璃先生によるお琴の演奏を楽しみました。曲は、八橋検校の「乱(みだれ)」、そしてあの「さくら」の変奏曲です。間近での演奏は非常に迫力があり、力強くも繊細な指の動きと、そこから生まれる艶やかな音色に、一瞬で魅了されました。 |
曲の合間には、お琴の成り立ちにまつわるお話や、参加者の方からの質問コーナーなどもあり、演奏とも合わせてお琴に親しむことができました。 |
休憩時間には、お抹茶の接待でまったりとし、そして落語へ移ります。まず演じて下さったのは、おかし家まっ茶さんです。演目は「堪忍袋」。 口喧嘩が絶えない夫婦が中心のお話でしたが、そのやりとりに会場内では何度も笑いが起こりました(笑) |
そして、今回トリを勤めて下さったのは、春日家みっちさんです。演目は「子はかすがい」。 とある夫婦とその子どものお話でした。 無垢な子どもの行動にくすっとしながらも、人情味あふれた展開につい涙ぐんでしまった、という方も多かったのではないでしょうか。今回は女性のお祝いということで、美しく、そして力強く活躍している女性陣に元気を貰うことができました。 皆さん、ご参加ありがとうございました! |