カテゴリ:寺ともイベント_2013年
豊かな最期を迎えるために今できること」とは?
3人の講師がお伝えします。
いきいき終活セミナー
6月1日(土) 午後1時半~
今回は、終活セミナーということで、3人の講師陣による、人生の豊かな最期を迎えるための講義を開催しました。 はじめは葬儀アドバイザーの正岡さんのお話から。 少子高齢化や核家族化等の社会の変化が激しい今日、家族が離れて暮らすことも増えています。その中で家族で思いやれる、憂いのない葬儀を行うため、『エンディングノート』等の紹介を含めたアドバイスを頂くことができました。 |
次は住職より、『永代供養』についてのお話をしました。 『永代』とは、お寺がある限りずっと 『供養』とは、介護、ケア、お見舞 というイメージです。 今回は、お骨を収める供養と、納めない供養の様子を実際にご覧頂きながらご説明しました。 徳成寺では毎日、住職がお経を称えて供養しています。 |
休憩中には、葬儀社の方に協力して頂きながら、お棺に入れる体験も行いました。 元気なうちに入れるという珍しさに皆さんも興味津々…。最後はここか!?という実感がして、面白かったです。 |
最後は行政書士の和田先生のお話です。 「葬儀や供養は関係あっても、自分には財産も多くないから、『相続』は関係ない」と思う方もいるのでは…。ということで、まずは「相続はいつ始まるのか?」いうクイズを行いました。 答えはなんと「亡くなったその瞬間に、いかなる方にも発生するもの」ということ。相続と無縁な方はいないんですね。 |
ここで、和田先生が実際に預かった事例を参考に、相続の要である『遺言書』の存在価値や活躍どころを説明して頂きました。 また、どのように作成するものなのかという点についても、複数あるやり方のメリットデメリットを中心に知ることができました。 |
3人の講義が終了したところで、質疑応答の時間も設けました。中々白熱した時間となり、皆さんが真剣に終活について考えていることが伝わってきました。今回のこの講義が、少しでも皆さんの不安の解消に繋がれば幸いです。参加者の皆さん、正岡さん、和田さん、ありがとうございました! |