カテゴリ:仏教行事_2020年
9月5日(土)午後1時~徳成寺にて秋の法要・福祉講座
が開催されました。コロナ禍の中でもご来場頂いた皆
様、誠にありがとうございます。台風接近に伴い、天
候不順や交通機関のマヒなど、一抹の不安もありまし
たが、幸いにも晴れ晴れとした空模様となり、無事に
永代経が勤まりました。猛暑にも負けず、コロナにも
負けず、台風にも負けずお参り頂いた門徒の皆様、
重ねて御礼申し上げます。
玉置妙憂さんに引き続き登壇して頂き、福祉講座が開講
されました。「これからの毎日を無駄なく生きるために」
と題し、終末期の医療についてお話をして頂きました。
玉置さんのお話で特に印象に残ったのは「死ぬ間際の
最後の最後は穏やかだけれども、そこに至るプロセスは
決して穏やかなものではない」という事を仰られました。
生存本能によって「なんとか生きながらえることはできな
いか」という気持ちと「今の状況を受け入れ、穏やかに
生きる」という気持ちの振り幅が大きいから辛い。
だからこそ、振り幅をコントロールできるような気持ち
の軸、拠り所といったものを持っておくと強くなれると
仰っていました。
遠いところからお越し下さり、また貴重なお話を頂きました。
ありがとうございました。