仏教行事

2013年 4/7 春の法要「福祉講座」

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4月7日(日)午後1時~
2013年春の法要をお勤めしました。

4月7日に春の法要を行いました。
今回も非常に多くの方に来て頂くことができました。
法要スタッフの方が作ってくださったおときを皆さんでいただいて、午後1時よりお勤めしました。
春の法要

強風ではありましたが奇跡的に晴天となり、暖かな日差しの中お勤めすることが出来ました。 お勤め

 

お勤め後は、講談師の田辺鶴瑛さんによる福祉講座を行いました。お題は「ほっとけ心のアッパレ介護」。鶴瑛さんが旦那さんと一緒に、旦那さんのお父さんを介護したという実体験を、流れるような講談にのせて披露して頂きました。

鶴瑛さんが講談の初めに毎回やるようにしている、一鶴師匠直伝の「東京オリンピック」講談で会場はすっかり鶴瑛さんのペースにのみ込まれました。

田辺鶴瑛先生

 

介護講談では、まず自身を「楽が好き」と前うって、「介護と言えど、休んでいい、無理をしなくていい」ということを伝えて頂きました。
鶴瑛さんも「深夜に起こされて眠れない」等で苦労していたそうです。しかしある日「深夜に起こされた時に被りものをして行ったらどんな反応をされるのか?」という鶴瑛さんらしい発想の実験を試み、それが面白くて、気が付いたら介護とお爺さんに楽しみと愛着が湧いていたんだとか。
流れるようなご講談

 

講談内で披露された実体験をまとめたビデオも観賞しました。おもしろエピソードばかりで「介護している・されている」というよりも、「楽しんで生活している」という印象を受けました(笑)
最後には、最先端医療による延命よりも、家での楽しい生活の後、最後にはちゃんと死なせてくれる方が「命を大切に生かす」ということではないか、ということにも気付かせてくれました。
映像観賞 

 

非常に面白い講談で、会場は福祉講座とは思えないほどの爆笑に包まれていました。
この講談をきっかけに、介護に対して、そして人との関わりあいに対して、前向きに考えて頂くことが出来たなら幸いです。
面白く、でも非常に奥深くてリアルな講談をして下さった鶴瑛さん、本当にありがとうございました。
思わず笑ってしまいました

 

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